マンガ家になろう in インド
2017年12月14日
FB上で約70万いいね!をマークするマンガプラネット http://mangaplanet.jp/
の偉い人達が、翌日から始まるデリーコミコンの為に渡印されたのだが、
なんと現在、
初のインド人原作+日本チームでのマンガ作成の計画が進行中で、
その打ち合わせ、という事で、
私は全く関係なかったがついていった。
昔から氷室冴子さんの作品が大好きで、今でも(あのコバルト文庫のやつを)愛読している。
彼女の作品で現代の日常生活が舞台のドタバタコメディーには必ずといっていいほど、
「漫画家志望の女の子」がおり、
それにまつわるエピソードも全部覚えているくらいだが、
まさか、自分も氷室冴子的現場に遭遇できるとはーー(゚∀゚)――!!
しかもインドで。
しかも、今日集まったメンバーは皆、
新しい物を創り出したい、とか、pop culture 大好き!でそれを生業にしてる方々である。
とりわけ、ムンバイからいらっしゃったインド人女性のRさんは、
都会っ子らしい垢ぬけた雰囲気を壊さないまま、
マンガについてマシンガントークで語りまくり、
(彼女はムンバイのアニメクラブの会長も務める筋金入りのOTAKUである。)
いくら好きな事を仕事にしているとはいえ、
そんなにキラキラ輝けますか、というほど強いエネルギーを放っている。
そういった強力なパワーにあてられ、私も突如、創作意欲が湧いてきたのであった。
私 「偉いさん!(仮称)私もプロットを書く( ✧Д✧) カッ!! 」
偉い人 「お、おう・・・」
私が書くなら、女の子向けがいいかな。
最近の女の子向けマンガとかアニメは、
憧れの職業になる為にいろいろ研鑽を積んでいく訳だが、
昔の王道(?)のトウシューズに画びょう、みたいな感じではなく、
そこにファッションとか綺麗な物、好きな物をひっつけてなんだか楽し気な雰囲気で、
そういった作品が、子供の頃から身近な環境にある、というのが、なんとなく羨ましく感じる。
←パラっと観ただけなので間違ってたらすみません。。
ついこないだも、偶然、CGで出来たBarbieの映画(?)なんて物を見つけてしまい、
世の中の進化っぷりに驚愕してしまったところだ。
←劇中のBarbieは、ある時はプロムのクイーンを目指したり、また別の時にはユニコーンに乗ったり、人魚になったりしている模様だが、キラキラ成分が強すぎて序盤でギブアップしてしまったのが何とも悔しい(-.-)
私も大人になってから(というかインドに来てから)、
「ああ、世の中にはこんな職業とかもあって、人生にはこういう選択肢もあるんだ。」
と思ったクチだから、
もし、インドの女の子で、どんな家に生まれた子でも憶する事なく、
「ボリウッド女優になりたい!」
とか
「デザイナーになりたい!」
とか
思えるようになれば、それはものすごく
「素敵やん?」
という話ではないか!!
私 「主人公はインド人の女の子で、ユニコーンに乗ったり、人魚になったりする話というのはどうでしょうか!!( ✧Д✧) カッ!! 」
偉い人 「・・・(渋い顔)」
マンガ原作者の夢は一瞬にしてはかなく散ってしまったが、
(まあ、またリベンジしたいが)
マンガを読んで、将来の可能性が広がる子供たちが増えたら本当に嬉しい。