スリランカ旅行記 その4 コロンボの夕陽とジャフナ蟹のカレー
2017 年12月29日
海に面したゴールフェイスホテルから見る夕陽が絶景との事で、やってきた。
(ハイティーをしながら夕陽を見るのが有名らしい。)
夕陽を見に来た。と、通りすがりのイケメンのボーイに伝えると、
「最高の夕陽を見せてあげるよ!(^_−)−☆」
と、海のど真ん前のテラス席へと通してくれた。
が、しかし、そこはすでに「Reseved 」の席であった。。
(スリランカの人は結構いいかげん(^-^;)
そのため、お隣のプールバーに移動。
人々がのんびり楽しみながら日の入りを待っている。
何かを待っている時に悠々と過ごせるのが、本当に豊かな人なんだと思う。
(私はいつもセカセカしてしまう(^^;))
テーブルと椅子を確保する為に早く来なくても、ふらっと来て階段に腰かけて夕陽を眺めても良いし、
絶景を必死に目に焼き付けなくても、
景色に背を向けて、家族や友達と談笑していたりするのも良い。
ぜんぶ含めて「夕陽を楽しむ」という事なんだ、
と思えるような空間だった。(夕陽はちゃんとそこにあるんだし。)
そうこうするうちに運ばれてきたカクテルは、柑橘系の味だという事で決めたのだが、
オレンジ色が夕陽の色とマッチしていてちょっとした嬉しさだった。
日が水平線に近づくにつれ、海面がオレンジ色から金色にキラキラと光りだす。
まるで金色の柔らかい布が敷かれ、道が作られたが、
何をするでもなく、ただずっとそれを眺めている。
そういった感じの、短いような長いような時間を過ごしているうち、
太陽は小さく消えていってしまった。。
日が沈んでからしばらくは、何とも言えない静かで柔らかい光景だった。
肌で感じる気温もちょうど心地よく、
波の音を聞きながら景色を眺めていると、
何故か急に両親や家族の事などを思い出してしまった。
さすがに暗くなってきたので、
レヌカホテルhttp://www.renukahotel.com/地下のPALMYRAH RESTAURANに、
ジャフナ蟹のカレーを食べに行くことにした。
この蟹カレーは、元スリランカ駐在員N氏の絶賛おすすめの品で、
旅行の計画を立てた時からずっと楽しみだった。
ゴールフェイスホテルからレヌカホテルまでは遠くなく、トゥクトゥクで70ルピー以下で行ける距離だ。
途中、道の両側に5つ星ホテルが立ち並び、まだ残っているクリスマスのデコレーションがライトアップされてとても綺麗だった。
さて、レストランに到着し、注文を終え、15分ぐらい経過したところ、
念願のカレーが運ばれてきた。
(その前にお通しとして、スナックみたいな物が運ばれてきたが、それもふわふわ塩味で美味しかった!)
味は、
まろやかで辛い!!
(もちろん美味しい)
ココナツの味が過ぎるとちょっと苦手なのだが、
これはちょうどいい塩梅で、辛さの中にも甘さがある不思議な味だ。
そこに蟹のダシも加わって、とても美味しい。
…が、辛い!!
「辛さ控えめで。」と言うのをすっかり忘れてしまった。(しっかり美味しく食べたけど。。)
手先が不器用なので、蟹の身を取るのに苦労していたところ、
ペンチのような、蟹スプーンのような物を出してくれた。
が、最終的にはカレーまみれを覚悟で手で掴んで食べた(^-^;
(フィンガーボウルも言えばすぐに出してくれる。)
蟹の味が濃くて、さすがN氏オススメの一品だった。
スリランカ旅行の初日、しっかり遊んで、いろいろなものを見て、美味しい物を食べて、
とてもハッピーな気持ちで終える事が出来た。
スリランカ旅行記 その3 コロンボ ナショナルミュージアム
2017年12月29日
ナショナルミュージアムに行った。 (入場料;1000スリランカルピー 約730円)
中に入ると、まずは石器時代の展示がある。
他には、発掘されたお墓や骨などもあり、また当時の生活の様子がイメージ画で表されていて楽しい。
甕の変遷なんかの展示もあって、最初は素焼きだったのに、
ちょっとずつ縄などを押し付けて模様を付けたりしているのものもある。
誰かがふと日用品に彩りを取り入れようと付けてみたのだろうか。
私だったら面倒くさいので、そういうひと手間は加えないだろう…
模様がなくても機能には変わりないしな、とか思ったりしながら。。
だけど、後々にはこのひと手間が精巧な細工となり、
それをたくさん所持してる者が高位になったり、裕福になったりするのだから、
自分、いつ生まれてもあかんやん…(-.-)
とわれながら苦笑してしまった笑
本当に、飾る、という事はどういう事なんだろう??
結局いつも手入れがきちんと出来ず捨ててしまう事になるので、
物はあまり持たない方が良い、と思っていたが、
たくさん展示されている、綺麗なアクセサリーや凝った調度品などを見ていると、
これらは、他人に対して誇示する為のものだけではなく、
日々の生活を楽しもう!
という気持ちから来るものでもある、というのが伝わってきた。
(そして、後世の人間からすると、当時の人達がそういう努力をしている様子を見るのが楽しいので博物館に足を運ぶんだろうな、とも思えた。)
自分も豪華なホテルや可愛い宿を見て、気分が上がったりリフレッシュできたりするのを、どうにかして日常にも取り込めないものか。
ちょっとインテリアに対して興味が出てきた。
装飾品の他にはもちろん仏教関連の展示もたくさんあって、これもまた見ごたえがあった。
後半は急ぎ足で回って、所要時間は一時間程だったが、
いろいろ楽しめた。
スリランカ旅行記 その2 コロンボ 居心地の良い空間
2017年12月29日
空港からコロンボ市内へ到着。
まずは宿泊先のAnugaa in the city に向かう。
立地と外観のこじんまりさはちょっと意外だったが、
中に入ってみると、、
ものすごっっーく可愛い!!!!!
ウェルカムドリンクのスイカジュースも色が綺麗だ。
ロビー兼食堂は吹き抜けで、
気候も良いこともあって最高に快適な空間となっており、
着いた早々、ずっとここで居てもよいかな、
という気分になる。
オーナーは若い女性で、とても親切で素敵な人で、
昼からのチェックインのところ早く着いたので荷物を預かって貰おうとしたところ、
いろいろもてなしてくれた上、朝食も出してくれた。
美味しい朝食をいただき、
バニラ風味のコーヒーを飲みながら、
改めて居心地の良さに浸る。
ここは実はB&Bで、
別に高級ホテルという訳ではない。
インテリアはオーナーが選んだ訳ではないそうだが、
居心地って、何処までも自分で作っていけるもんなんだな、
とその時に感じた。
もっと感性を磨こう。
因みに、宿泊した部屋はロビーに比べるとシンプルな感じだったが、
ものすごくグッスリと良く眠れた。
午後からは、
コロンボ出身の有名建築家、 ジェフリーバワのオフィスだった事で有名なParadise Road The Gallery Cafeにも行った。
こちらは、(裕福な層や外国人に)ものすごく有名なカフェの為、
駐在員の方の食事会などにぶち当たる可能性も高いので、
(旅行気分の時に見かけると微妙な感じがするので)
個人的には、無理してまで行かなくても良いと思う。
コロンボには他にも沢山、優雅な気分になれる所があるだろうし。
ただ、暑い昼下がりに飲んだセイロンのアイスティーはとても香りが良く、
味もすっきりとした、というか透き通った感じがしてとても美味しかった。
スリランカ旅行記 その1 バンダラナイケ国際空港からコロンボ市内へ
2017年12月29日 朝6時
バンダラナイケ国際空港に到着。
本当はスリランカには朝3時着の予定だったが、この時期のインドのフライトは大幅に遅れる。
安全の為、6時までは空港で時間を潰す予定だったが、
ちょうど良い時間になってしまった。
昔作った米ドル建のトラベラーズチェックを未だに所持していた為、
今回の旅行で使おうと思っていたら、
スリランカではトラベラーズチェックの換金はどこも受け付けてないみたいだ。
(後にコロンボ市内のセイロン銀行にて確認。
ちなみに、インドのトーマスクックでは換金可能。)
その後、電話のSIM を購入。
1番小さいプラン(5GB+ローカル通話30分)で900スリランカルピーだった。
外に出ると少し湿気があったが、
雨季は4月-5月、および8月-9月で、あとは12月に少し降るぐらいらしい。
気温は23度で半袖でも全く寒くない。
空港を出た道路の向かい側にコロンボ行きのバス(AC付)がいる。
空港の出入口にいるセキュリティの人に聞くとすぐに教えてくれる。
E3-187 という番号のバスがコロンボ行きだ。
料金は130ルピーで、バスの中で支払う。
朝7時出発のはずが、乗客が集まったので10分早く出発した。
約50分でコロンボのセントラルバスターミナルに到着。
バスターミナルには沢山のバスが集まっており、どのバスがどこに行くのか見当もつかないが、
一応、行き先の書いた看板で整理されており、案内所もちゃんとあった。
(一応、と書いたのは、翌日ダンブッラに行く際に、
予め教えられた番号のとこでは無いところから乗ったが、普通に無事に着いたからだ。。
バス横にいるチケット売りの人に聞くのが1番良いのかも。)
今日はバスターミナルから、トゥクトゥクという三輪自動車に乗って宿に向かう。
道路にいる警察官に、
「どこで三輪(three wheeler )捕まえられるの?メーターのやつね。」
と聞いたら、捕まえてくれた。
ところが、メーターのやつは、道を間違えたふりして距離を稼ぐので、
土地勘が出来てきたら、値段交渉した方が良いみたい。
全く、人の良さそうな顔して…(-.-)
道路は、(インドよりも)排ガスくさかったので、
三輪で移動するならマスクをした方が良いかも。
季節柄、いたるところにクリスマスツリーの装飾があって、
夜にはライトアップされてるので綺麗だった。
Indus Valley のヘアオイル(インドのコスメ)
先日、オープンしたてのMAKOTO UDON にうどんを食べに行く途中で、
こちらもまだ新しいオーガニック化粧品のお店を発見した。
取り扱っている商品は Indus Valley http://www.indus-valley.com/という所のものだ。
Indus Valleyはもともとは、ヒマラヤのふもとで自然由来の髪染めの商品を作っていた会社で、今は、フランスやイギリス、その他いろんな国に店舗があるみたいだ。
店内にテスターもあって、まずはスキンケアオイルを試してみる。
最初の感想は、
「あ、全然べたつかない!」
そして、かすかにラベンダーの香りもする。
もともと化粧品の効能などをみたりするのは大好きだったが(実際のお手入れは別(-.-))、
結局スキンケアというのは、
決められた何でもない事を毎日淡々と続けるのが大事
(そして、水分さえ保ってたら肌も白くきれいに見える)
という結論に達してしまい、
最近はずっと、化粧水(ローズウォーター)+オイルでいいやー
とテッカテカの顔で日々を過ごしていたのだが、
これは良い!(・∀・)
一度心を(財布を)開いてしまうと、違うアイテムも気になってくるのだが、
店員さんは、すかさずヘアオイルも勧めてくれた。
テスターで乾いた髪につけてもあまり感触が分からなかったが、
インドの水と日差しと乾燥、その他諸々により、
髪こそ緊急に対処を要する箇所である。
そこまで高いものではないので、これも購入。
その後さらに勧められたシャンプー等はきちんとブロックした。
髪を洗った後にオイルをつけると、
今までギシギシだった髪の毛が柔らかい手触りに!!
一応今までも乾燥防止に、髪にも良いとされるアーモンドオイルを付けてたけど、
ベタベタした上に効果の程は??だったが、(因みに同じく髪に良いとされるヒマシ油はガビガビになった汗)
このオイルはベタ付きもせず、
これも良い買い物だった。
肌と髪の状態が良くなると、
それだけでも気分が良くなるので、
不要なストレスだらけなインドでは、
是非試していただきたいアイテムである(・∀・)
クリーム派の人はクリームもある。
デリーコミコン2017
2017年12月17日
今更ではあるが、(-.-)
デリーで行われたコミコンに行ってきた。
コミコンの「コン」とはコンベンション(集会)の略で、
何か一つの物を競い合って展示しているのではなく、
いろんな物が好き勝手に集まっていた。(インドだけ??)
マンガプラネット http://mangaplanet.jp/ のブースに挨拶に行くと、
(目の前のメインステージでショーが始まって大音量になるため)
ちょうど休憩に差し掛かる事もあって、
なんと、ブース内に入れてくれた!!
イベントがあるなら関係者側(裏方)に回りたい性格なので、
それだけでもウッキウキで楽しいのだが、
今回、マンガプラネットはさすがの人脈を駆使して(?)
インドコスプレ界でも有名人を招いているため、
次から次に友人のコスプレイヤー達が挨拶に来るのだ。
NARUTO軍団やらSW軍団やら。。(目が楽しかった!!)
カメラを向けるとクールなポーズを決めてくれる彼らも、
話をするととても感じの良い子達で、
他のボランティアで来てる子達も日本人の偉い人も素敵お姉さんとも、
皆で一緒に、
ポテトチップスやクッキーの袋を回したりして、
若くて、純粋で、楽しい時間と空間を作り出していた。
マンガプラネットの偉い方々は、
「(収益を上げて)この子達を日本に連れていく事が自分の仕事だ。」
と仰ってたが、
業種はいろいろあれども、
インドにいる日系企業勤務の日本人の使命って結局のところはこういう事だろうね。
彼らが、大好きな日本のポップカルチャーにめいっぱい触れられる日が一刻も早く来ることを祈りつつ。
私もいろんな刺激をもらって楽しい一日を過ごせた。
旅の予定をたてる(スリランカへ) その2
とりあえず行先が決まり、だいぶ気が楽になった。注 旅行の計画の話。。どんだけ(-.-)
<旅程>
2日目 コロンボ →シギリヤ シギリヤ泊 ダンブラにも行こうかな。
3日目 シギリヤ →キャンディ観光 キャンディ泊
*時間があればピンナワラ(象の孤児院)も !
4日目 キャンディからコロンボに戻る (電車)
コロンボ →ゴール →ミリッサ ミリッサ泊
5日目 ホエールウォッチング@ミリッサ 、ウナワチュナビーチ@ゴール →コロンボ コロンボ泊
最終日 コロンボ →空港
さて、
スリランカに入国するには、ETA(電子渡航認証)が必要との事。
ETA認証はオンラインで簡単に出来るし、
http://www.eta.gov.lk/slvisa/visainfo/center.jsp?locale=ja_JP
親切な方が日本語で解説してくれているサイトも簡単に見つかる。
が、 申請書にはスリランカ滞在中の住所を書く欄があるので(一箇所だけでよい)
宿も決めなければならない。(-"-)
…と思っていたら、Booking.com というサイトから簡単に予約が出来るようだ。
世の中、こんなに便利になったのに、どうしてこうも億劫に感じるんだろう?
と自分に問いかけながら、安くてコスパがよさそうな宿を探していたが、
ふと思い立って、
対象とする宿のランクを上げてみた。(そこまで高級じゃないけど。。)
すると、宿を選ぶ作業が一気に面白いものとなった。
候補に出てくる宿全部に泊まってみたいと思うし、選びきれない!!
そりゃあ、いつまでも学生の時と同じ選択の仕方だと駄目だわ。
そして、訳も分からず、パッケージにただ沿うだけっていうのもきっと駄目だろう。
自分のコンフォートゾーンを把握して、
それに見合ったものか、ちょっと上あたりを選んであげてワクワクする、
というのが、旅の準備の楽しみなんだ、と今更ながら理解した。
いつもは観光優先で、食べ物なども、移動の合間にパンでも齧っとけ、
ぐらいだったけど(もしくはガイドについていくだけ。あるいはマクド。)、
友人達がくれるいろいろな情報にワクワクしながら(本当に有難う!)
「あそこに行って、あれを食べようー。」
とか、
「こっちのレストランもいいなー」
と想像するのが、実に楽しい。
自分が、ひとつレベルアップして豊かになった気がする。
今は、旅行に行くのが待ち遠しい。