ハニトラの効果のほど
2018年4月21日
インドでは 3月の頭からぐんぐんと気温が上昇し(最近は37℃付近、来週からは40℃越えらしい)、
その急激な変化に対応できず、気付けばブログも50日間放置。。_(:3 」∠)_
ブログ放置中、新しく知った事もたくさんあるけど、書くのに頭が追い付かないので、今、日本を騒がせてる?記事を見て思った事を少し。
現在、財務事務次官が女性報道記者に対して、セクハラを働いた!とか、いや、それは女性の方のハニトラ(ハニートラップ)だ!とかいう論争が起こっている。
そしてその中に、「次官は記者の質問をはぐらかす為に下ネタを用いたのではないか」というのがあって、それは一理あるかも、と思う。(注:個人の感想です。)
インドでも日本人同士で、あるいはインドや他の国の人とも、プライベートからビジネス目的まで頻繁に会食などが行われているが、
今まで見てきた中では、男性が真剣な時は「女」性なんて眼中にない。
絶対に繋いでいきたいキーパーソンがその場にいればそこに神経が集中して、女の子にちょっかいを出してる余裕なんてないのである。
以前に古いお屋敷を改造した某和食チェーン店(もとは料亭だった)でバイトをしていた時も同様で、
会合の重要度と「女」への関心度はきれいに反比例する。
レストランでは時折、給仕のプロとしてコンパニオンさんが派遣されてきたが、
重要な接待とかに呼ばれるランク(!)の高いコンパニオンさんは一言も発さず、ただ静々とお酒や料理を出したりするだけだし、(バイトからすると手伝いが増えて大変ラクだったが。。)
雇った側や客側にしても彼女らには一瞥も与えず、お互いの話に没頭している有様で、
彼女らはもともと「サーブ中にはお酒や食事に口をつけない。」という教育がなされてるようだったが、そもそもそんな隙はなかった。。
一方、男所帯の職場の慰労会などに呼ばれる普通ランクのコンパニオンさんは、一緒に食べ物やお酒を摂って会を盛り上げるのが役割のようだった。(←もちろん普通のレストランなので妙な事などはしない(^^;))
ただの適材適所だし、そもそも業務の事なので彼女らの人格等には関係がない事なのだけれども、
当時、このランクの分けられ方が腑に落ちたような落ちないような、と思ったものだ。。
話を戻すと、何か弱みを握って脅迫するとかならともかく、相手に「女の子」を気に入らせて情報をもらおう程度のハニトラであれば、その効果と効率のほどは甚だ疑問である。
もし万が一、そんな事を考えている上司がいたなら、ゲストは他にまともに話が出来る相手がいなかった、という点において、まずは相手の退屈を心配するレベルである。
同時に、もし
「周りのオッサンは鼻の下を伸ばして若い女性と飲みたがっててウザい。」とか
「女の中にもそういうのに軽々しく乗る奴がいてウザい。」とか
を思う女性がいたら、残念ながらその女性は自分がその程度の場にしか呼ばれた事がない、という事なのである。
現時点でキーパーソンではない(←それが普通である)コムスメの場合、逆に相手に警戒されにくいという利点があるので、
「誘われて悪い気もしないし暇なので参加してもいいかな。」ぐらいの人をいろいろ引っ張ってきて、
「実はめっちゃ有意義な会だった」に仕立て上げるというか、アレンジを行っていくのが腕の見せ所である。
因みに、個人的な観察によれば、男性は会話中に思わぬところから突然有益情報が出てきた時、椅子でもソファでもピョコンと座りなおす事が多い。
そして顔に「お!さっそく明日にでも確認して試してみよ!(ホクホク(*^^*))」と書いてある笑
そんなピョコピョコをみてほくそ笑むのが、コムスメホステス(女性幹事の意ね(^^;))の醍醐味なのである。