インドで鍼灸(+美容鍼体験)
2018年1月28日
最近、周りの異常に若々しくエネルギッシュな人達を見るにつけ、
「人間、上手くやると老化しないのでは?」
という疑いが強まってきている。
…という訳で、にわかに美容熱が高まり、インドでも何かないかなあ、と地域情報誌をめくっていると、
「ありあけ堂鍼灸治療院 in India https://www.ariake-do.com/ 」のページを発見。
最近、顔が疲れて困っており、顔に行う美容鍼も気になりつつも、初回なので、
◇初診カウンセリングと
◇全身はり灸マッサージ治療(75分)
をする事にした。(大は小を兼ねる戦法?)
カウンセリングは、五行色体表を基に行われる。
ありあけ堂で使う五行色体表も、上の画像に近いイラスト入りの表で分かりやすく、一目みて自分のタイプが分かるわけだが、
さすが鍼灸師の方は、素人目にはバラバラに見えるこのグループ分けの理由をすべて説明してくれた。
やはり人間は、近代化した現在でも(気候なども含む)自然の影響を絶えず受けており、その結果が肉体にも気質にも表れてくる。
旬の食べ物は、そういった自然の影響と人間のバランスを上手く取ってくれるものだったが、
最近は一年中同じ食べ物が出回っている為、健康に良いと思って摂った物が中医学の観点からすると悪影響を及ぼす物もあるのだそうだ。
カウンセリングの内容の殆どは、食べ物に関してと、あとは温度(冷えなどについて)に関しての事だった。
テクニックや効用とかではなく、
自然に逆らわない事、自然に沿う事がアンチエイジングという事であり、
それが鍼灸の効果なのだ。字面にすると変だけど。
その後は、脈と舌の様子でも五行を診断してくれた。
今回のコースでは、実際の鍼を打つ前に指圧マッサージもあって、それだけでも十分にリラックス出来たが、
いよいよ鍼が始まると、トトトトと小気味良く打ち込まれていくのが分かった。痛みはないので、逆に変な感じだ。
場所によって、ドーンと響いてくる所がある。鍼は別にダイレクトに血管などに刺してる訳ではないのだが、そこから、滞っていた流れがドッと動きだすのが分かる。
ヨガを初めてやった時は、「体の末端までに酸素を送り込んであげる。」というイメージだったが、鍼灸は水(血液)を流してあげるイメージ。
そして、お灸は熱かった。笑
2018年2月15日
ラッキーな事に美容鍼のモニターの募集があるという事で、さっそく応募し、施術を受けてきた。
最初にごく軽くマッサージをしながら、肌の状態(やツボのありか?)をみてもらうのだが、
「お腹が弱い方ですか?」
と訊かれ、ギクリとする。
お腹は丈夫な方だが、ここ2週間ほど胃腸を壊しているのだ。
肌に全部出ているらしい。
鍼は顔の半面ずつ打っていくのだが、すでに最中から血が活発に回りだし、顔がぐーっと上がっていくのが分かる。
なんだか、グダグダしてた子分達が怖い親方に一喝されて、慌てて持ち場に戻っていくような感じで(どんなイメージ(^^;))
皆(?)が一斉に元来の場所に戻っていく。
そして、元来の場所というのは脳がイメージしてた場所よりももっと上の方にある。
フェイスラインが明らかに上がって、その効果の大きさと早さにびっくりしてしまった。
10代や20代前半の頃は、各ブランドが作り出すイメージに憧れて、自分以上のものになろうとして化粧品を買っていたところがあったが、(それはそれで楽しかった、と思う。)
今は、自分の100%の状態があって、そこから損なわれたものを補ったり、修理してやる事が美容だという事が分かる。
そういった修復は本来は、何を食べるかとか、どのように寝るかとか、あるいはどういった趣味を行うかとか、でなされていて、
全然老けずにいつも元気な人は、才能だか訓練だかで、パッと元の位置に戻れるのだと思うが、
そういう訳にはいかない自分の場合は、ガイドとして上手に鍼灸を取り入れてあげたいと思う。
とりあえず、すぐに効果が見て取れて、気分も嬉しくなる美容鍼をまたリピートしたい。