五つ星チャイ
Ministry of Crab で蟹を食べた後はお茶を飲む事に。
ロビーにあるティーショップでカッティングチャイと紅茶を注文。
運ばれて来たチャイは、容れ物が可愛い事もさることながら、すっきりとした爽やかな味であった。(カルダモンという香辛料が入っているらしい。)
…というか、すっきりとした爽やかなチャイなんてこの世にあったのか。。
気分的には、コッテコテの甘ーい、路上で6ルピー(約10円)程で売っているチャイで良かったのだが、
5つ星ホテルにかかると、チャイもこんなに垢ぬけてしまうのか、と感心してしまった。
今回ご一緒させてもらったNさんとSさんの話す事は、海外の第一線でバリバリ働くビジネスマンらしく、
豪華かつ不便な生活の様子だったり、時には命の危機もあったり、
今では世界有数になってしまった企業の駆け出しの頃の様子だったり。。
出てくる話題のスケールの大きさに驚くばかりだが、本人はさらりとしている。
華やかな事も泥臭い事も、上手くいった事も、いかなかった事も、
その渦中では本人はそこで必死にやっているだけであって、
良いも悪いも全部を混ぜた経験に、時間が後でラベルをつけてくれるだけの事だ。
ここで飲むチャイも同じ事かも知れない。
インドの路上、マレーシアの兄弟、香港の経営者、イギリスの建築家、etc.
いろいろ混じった中に、時間(歴史)が作用して、洗練されたものが生み出されるのだ。