Ministry of Crab in デリー
2018年1月20日
スリランカで一番の有名店、Ministry of Crab がデリーでイベントを開催したので、シャングリラホテルに行ってきた。
Ministry of Crab は、ダルシャン・ムニダーサ氏が手掛ける、Asia's 50 best restaurants にランクインするレストランだ。
現在、世界各国から出店の引き合いがあり、インドではムンバイ進出が決定した。
(尚、デリー進出、ならびに、氏が手掛けるもう一つのレストラン「日本ばし」のインド進出は現在計画中との事。
ちなみに、「日本ばし」も Asia's 50 best restaurants にランクインしている。)
店内にはムニダーサ氏もいらっしゃり、挨拶をする事ができた。
それにしても、ムニダーサ氏はプロフィールからすると、1970年生まれの47才のハズだが、全くそうは見えない。
30代前半~いいとこ40才以下に見える。(写真より断然若い。)
やはり、シェフだとか、きちんとした物をきちんと食べている人(注:イメージ)は老けないのだろうか。。
さて、今回のイベントでは、4品から構成されるコース料理が用意されている。(この4品は単品でも注文可能。)
1品目はエビのスープ。
めちゃくちゃ濃厚なスープにパンを浸して食べる。
全く辛くなくて、エビのダシの味の邪魔をするものはない。
続いては、Baked Crab。
メニューの説明には蟹のリゾット?と書いてあったが、お米は見当たらず、
蟹の甘みのまろやかな料理だった。
3品目は大きなエビ!
危うく、これがメインかと思ってしまう。
しっかりした歯ごたえが嬉しい料理。
そして、本日のメインのブラックペッパー・クラブ!!
これは、「蟹が美味しい」とか、「エビが美味しい」とかを超えて、
「Black Pepper Crab という料理」が美味しい!!
生命維持の延長線上の、文字通り日常茶飯のアクティビティの中での良し悪し(美味しい・まずい)ではなくて、
もっと、本を読むとか、映画を観るとか、音楽を聴くとかと同じように、味覚を楽しませているような感覚だった。
料理を芸術と呼ぶ事に関しては賛否両論のようだが、この料理は完全にエンターテイメントである。
シェフが作り上げたレシピは、「作品」という方がしっくりくる、と思った。
Ministry of Crab に行くときは、Black Pepper Crab が絶対にオススメである。