美女とトゥルシー(Tulsi)
2017年12月3日
ひょんな事から美女と知り合う機会を得た。
美女はカタック(インド4大舞踊の一つ)のダンサーで、
インド政府の要請等でいろいろな場所へ出向き、パフォーマンスをしているらしい。
↓美女のパフォーマンス。凄すぎて若干引いてしまう汗
Swati Wangnoo Tiwari performing on Thumri Mohe Chhero Na
また、美女は外見だけでなく、振る舞いやしぐさがたおやかで美しく、
まさしくマチュアで美しい女性の権化であり、
私はすぐさま彼女の大ファンとなった。。
他方私は、いまだ風邪が治っておらずハナミズを垂らしている、という体たらくであったが、
美女はそんな落差にもお構いなく、
「風邪予防に、私と娘は、毎日ジンジャーとトゥルシーのお茶を飲んでるの。
ビタミンCが摂取できて良いのよ。」
と教えてくれた。
もちろん美女は、風邪の予防と治療にトゥルシーが良い、と言っているのだが、
私の脳内では完全に
「美女になる薬」
だとインプットされ、がぜんテンションがあがってくる。
因みに、トゥルシーとは、、
別名を「ホーリーバジル」と云い、デトックスや抗酸化作用(アンチエイジング)に優れているのだそうだ。
←「美女になる薬」ってのも、あながち間違ってないかも!!
また、ヒンドゥー教で、美、富、豊穣、幸運を司る女神であるラクシュミーとの関連も深いので、
まさに、「美女の飲み物」にはうってつけである。(テンション依然急上昇!!)
作り方は、以下の3ステップである。
1.お湯の中にジンジャー、黒コショウ、トゥルシーの葉を投入し、煮立たせる。
2.それらを濾す。
3.好みで 砂糖、もしくは、はちみつをいれて味を調える。レモンを加えても良い。
私 「…え。濾すの??」(テンション65%減)
美女「?? そうよ??」
美女には理解できないと思うが、なんでもない簡単な事を億劫に感じてしまう人間も
この広い世の中にはいるのである。
←使った後の茶器の手入れが面倒で、紅茶の本場にいながらティーバッグしか飲まないとか!!
面倒くささと美女になる、という野望との板挟みになりながら、
なんとか、ガレリアマーケットの薬局にたどり着いた。
私 「トゥルシー下さい!!」
店主「はい。」
…出てきたのは、ティーバッグの物であった。
さすが、怪しげな佇まいの店主だけあって、人を良く見ている。
だが、ちょっと味気ないので、一応確認してみる。
私 「あのう、、なんかハーブとか葉っぱみたいのはないですか?」
店主「あるけど、これが良いと思うよ!!」
私 「・・・」
郷に入っては郷に従え、なので渋々ティーバッグの物(25袋入り)を購入した。
が、翌日、これならオフィスでも飲める事に気づく。
そして、時間が経つにつれ、毎日煮だして濾すなんて絶対無理!
という事にも気づく。。
有難う、店主!感謝しかない。
味についての印象は、
「まー、これがもうちょい甘かったら苦手な味だなー。ジンジャーが入ってるやつで良かった。」
といった感じだが、ようやく今日、レモンを絞って入れると、
美味!
であった。
あと、なんだか、「美容に気を遣っている感じ」を引き立たせる味で、
それはそれでワクワク感がある。
ティーバッグでボチボチ無理なく続けていきたい。