船に乗ってやってきたURAMAKI
2017年11月某日
M氏(かの有名な「すきやばし次郎」に友達に予約取ってもらって行った事あるインド人)は言った、、
「デリーNo.1スシレストランはKhan Market にある!!」
と。。
カーン・マーケット。。
確かにそこは、半世紀以上の歴史を持ち(1951年~)、
インドで最も地価が高い場所としてランキングされているところ。。(Wikipedia参照)
もちろん、超有名な「good earth 」とか「ANOKHI」とか、その他いろいろオシャレな感じのお店が密集している。
…しかしながら、その実態は、典型的なデリー老舗マーケット(=砂)であって、
イメージとして生魚とは結び付けるのは難しい。
デリーもオシャレで清潔な日本食レストランが徐々にではあるが増えてきており、
日本人の板前さんなどもいらっしゃる昨今である。
M氏は機嫌よくいろいろ写真などを見せてくれたが、
居合わせた日本人たちは皆、謎の微笑をたたえ、その日の会食は和やかに幕を下した。
2017年11月29日
我々はレストラン「Town Hall (Khan Market 店)」にいた。
なぜなら、(先述のM氏とはまた別のインド人の)Mさんが席を予約してくれていたからだ。。
Mさんは大の親日家であり、お寿司が大好物なので、
「そういう事なら、さっそく予約しなければ!!!!!!」
と思ってくれたのだ。
夕方から20時頃まではひどい渋滞が発生する為、Mさんと私が住むグルガオンという街からデリー市内のKhan Marketへの所要時間は車で約2時間である。
詳細は割愛するが、風邪からの鼻づまりによる突如の呼吸困難に幾度となく陥りながら、
そして、それでも盛大に鼻をかむことは許されない状況ながら、
果たして、2時間と7分で我々はついにKhan Marketに到着した。
(ほんと、死ぬかと思った。。😑)
さて、Town Hall の店内は、いい感じに薄暗くて流行りの曲が音量大き目でかかっている、
オシャレなBarであった。
ここで、本当にお寿司を食べれるのか、と思いつつメニューを開くと、目に飛び込んできたのが、
「KAIZEN MAKI 」
…めっちゃ気になる‼︎ (曲がりなりにも製造業だし。)
早速、お寿司の盛り合わせと共に注文する。
店員さん 「お寿司の盛り合わせは4人用で量が多いから。(なのでこれだけで充分よ。)注 その日のメンバーは5名」
店員さん 「あ、あと盛り合わせ作るのに30分かかるから、その間、枝豆食べて待っといて。注 盛り合わせに枝豆は含まれていない。」
知らない間に、盛り合わせと枝豆の注文となった。
乾杯し、塩の効いた枝豆を食べながらまっていると、
遠く(厨房)の方から4~5名のスタッフが。。
ジャジャーン✨✨✨
なんと、お寿司は船に乗って現れた!😲
いやー、これは、これだけでも盛り上がるわ~!!✨✨
…と思いきや、その頃には店内BGMが大きすぎて、
会話をするのが困難になっていた。。
肝心の味のほうは、
「おいしい!!!」
M氏、誠に申し訳ございませんでした。。
マグロとか、サーモンとか、脂が乗ってる感じで!!
日本のお寿司の忠実な再現じゃないが、
なんだか、
「自分の好きなものだけ集めてみた😀」
みたいな感じで、
妙にインドらしさを感じたのでした‼︎
Town Hall はグルガオンにも出来たので、今度行ってみよう✨
最後に、
このお寿司盛り合わせだけで、5人、お腹いっぱいで満足しました。。
店員さん、どうもありがとうございました 。。